ハーレーは取り回しは重いが走り始めると安定する
ハーレーダビッドソンというと、昔懐かしいワイルドでセクシー、しかもスタイリッシュなバイクを思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
独自のスタイルで人気のハーレーは、北米で1903年に設立されたバイクメーカーです。
むき出しのエンジン、低くて長い車体は一時のアメリカン・ドリームを具現するバイクとして、幅広い層から支持を受けました。
ハーレーは、鼓動感のあるエンジン音とともに、スタイルを強調できるメッキパーツなどで知られています。
バイクにはさまざまなスタイルがあり、各メーカーからあらゆるタイプのモデルが発表されていますが、「古き良きアメリカ」を具現するためには、ハーレーのバイクは不可欠です。
ハーレーのバイクは車体が大きく、重量もかなり重いのが特徴です。
このため、初心者や女性ライダーは不安に思うかもしれません。
ところが、いったん走り始めてしまうと、安定感があり走りやすいのがハーレーの特徴です。
特にコーナリングでの安心感は特筆すべきもので、重心が低めに設計されているので、転倒の心配をせずに安心して曲がれるのがハーレーの特徴です。
車高も低いため足つきには困らない
ハーレーのバイクは、一般に車高が低いという特徴があります。
特に、ハーレーの数ある車種の中でも車高が最も低いブレイクアウト114の場合、シート高は660mmですので女性ライダーでも安心して乗り回すことができます。
ハーレーは長年の経験からライダーに最適の乗り心地を提供しているメーカーですから、ハーレー独自のコツをつかんで、無理せずに乗りこなすことが大切です。
例えば、一般的なバイクの場合は減速時に、後輪よりも前輪ブレーキを強くかけなければなりません。
ところが、ハーレーでは後輪ブレーキを重視してかけることがポイントです。
具体的に言えば、フロントブレーキが20~30%なのに対して、リヤブレーキは70~80%前後のイメージになります。
ハーレーは独特なスタイルが魅力なだけではなくて、アフターパーツやカスタムに関しても無限の可能性がある点が大きなメリットとなっています。
フレームやエンジンなど、すべての部品をカスタムすることが可能なのも、ハーレーの大きなメリットと言えるでしょう。
それだけではなく、バイク文化の一端を担っているハーレーの存在にも目を向けてみてください。
創業以来、120年以上を迎えるハーレーに乗っていることによって、ハーレー乗りが集まるイベントに参加することができます。
国内では「BLUE SKY HEAVEN」というイベントが毎年開催されており、スタイリッシュなひとときを過ごすことができます。