洗車の重要性

バイクというのは、メンテナンスによって長持ちさせることができるアイテムです。
特にハーレーダビッドソンの場合、エンジン部分がむき出しになっているだけではなく、メッキ部分が多いこともあり、メンテナンスを上手にしているかしないかで劣化の状態が違ってきます。

メンテナンスをきちんとしないと、サビが出てきてバイクの劣化を促進させることにもなりかねません。
ハーレーをきれいに長持ちさせるためには、メンテナンスをきちんと行うことが何よりも大切です。
そしてバイクをしっかりとメンテナンスするためには、正しい洗車方法などを知っておく必要があります。

洗車の方法

バイクを洗車する際には、最初にバイク全体を水で濡らし、汚れを浮かしておくことが大切です。
雨天時の泥汚れなどは、ホースなどを使って最初に洗い流しておくことをおすすめします。
次に、バケツに洗剤を入れよく泡立てます。

洗剤には、バイク専用のシャンプーがおすすめです。
バイクシャンプーはさまざまな種類のものが市販されていますが、特におすすめなのはシュアラスター(SurLuster)の「カーシャンプー1000」です。
こちらの製品はコンパウンドがないため、バイクの表面を傷つけることなく、すみずみまできれいにすることができます。
カーシャンプー1000の容量は1L、価格は700円前後と大変リーズナブルです。

成分は両性界面活性剤や陰イオン系界面活性剤、防錆剤などで、ほぼ無臭なのも大きなメリットです。
油が付着しやすいチェーン周りの汚れもすっきりと落とすことができるので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。
カーシャンプー1000の希釈割合は、「製品50mlを4Lの水で薄める」のが基本です。

そんなバイクシャンプーにスポンジを浸し、上から下に向かって洗うのが洗車の基本です。
力を入れてこするとパーツにキズが生じることがありますので、できるだけ力を入れずに優しく洗うのがポイントです。
足回りに関しては泥などの頑固な汚れも多いので、ブラシなども適宜使用して汚れを落とすのがおすすめです。

洗車の際の注意点

バイクの洗車をする際には、スポンジやセーム(雑巾)などのアイテムをきちんとそろえ、時間をかけてていねいに行うことが大切です。
エンジンが熱い状態で洗車を行うと、バイクにダメージを与えてしまいますので、必ず冷やしてから洗車を行うようにしましょう。

洗車は、真夏の炎天下を避けて、風通しのいい秋などに行うのがおすすめです。
また、洗車をする前にシートを外すなどの、ちょっとした心遣いも大切です。
シートの縫い目に水が染み込んでしまうと後悔してしまうことにもなりかねませんので、注意して取り扱いたいものです。