ハーレーエンブレム

エンジンまわりの変化

2025年モデルのCVOシリーズには、ミルウォーキーエイトVVT 121エンジンが積まれています。排気量は1,983ccで、可変バルブタイミングの仕組みがついているのがポイントです。低速から高速まで、しっかりと力を出してくれます。

パンアメリカ 1250 Specialには、液冷のレボリューションマックス1250が使われていて、150馬力と127Nmのトルクを出してくれます。オンロード寄りの設定になっていて、高速でも安定して走ってくれるのが特長です。

ソフテイルシリーズに搭載されているのはミルウォーキーエイト117ですけど、モデルごとにチューニングが変えられているんですね。ローライダーSは力強さを感じやすい設定で、ブレイクアウトは加速の伸びが気持ちいいタイプ。走りの性格がちゃんと分かれていて選びやすくなっています。

便利になったところ

パンアメリカ 1250 Specialには、アダプティブライドハイトがオプションでつけられます。止まるときに少し車高が下がってくれるので、足をつきやすくなるんです。前後ともに電子制御のサスペンションが入っていて、路面に合わせて動きを調整してくれます。

スポーツスターSは、サスペンションまわりが改良されたことで、乗り心地がだいぶ良くなっています。ちょっとした段差でも体に伝わりにくくなっていて、長く乗っていても疲れにくそうなのがうれしいところです。

CVOストリートグライドには大きめのTFTディスプレイがついていて、見やすさも操作もしやすくなっています。音楽やナビの使い勝手も良くなっていて、ツーリングで重宝しそうですね。

気になる2025年モデル

中でも注目されているのが、CVOストリートグライドです。走りだけじゃなくて装備や見た目にも特別感があって、満足度の高い仕上がりになっています。

パンアメリカ 1250 Specialは、オンロードを意識したつくりで、街でも高速でも走りやすいバランスのいい1台です。電子制御や足まわりがしっかりしているので、安心して乗っていらそうです。

スポーツスターSは見た目のかっこよさはそのままで、乗り味がやさしくなっています。取りまわしやすくなっているので、日常使いでも気軽に走れるモデルですね。

ソフテイルシリーズは、同じ117エンジンでも性格が分かれていて、好みに合わせて選べるのが魅力です。自分の乗り方に合った1台が見つけやすいラインアップになっています。