XL1200Tスーパーローについて
『XL1200Tスーパーロー』は2014年に登場したハーレーダビッドソンのモデルであり、小排気量のハーレーとして有名になった『XL883L スーパーロー』の系譜であり、こちらの排気量をアップさせて諸々を改良させたモデルとなっています。
排気量アップとともにできる限り遠乗りするための方々を考慮するスポーツスターであり、バイクでツーリングをすることが大好きな方にとっての強い味方となってくれるのです。
遠乗りを意識していことがよくわかるように、工具なしで脱着可能となっているウインドスクリーンがなによりも役に立ちます。
これがあればフューエルタンクやサイドルバッグなども設置できるので、日本中好きなところに気軽に移動することが出来るでしょうね。
XL1200Tスーパーローの特徴
XL1200Tスーパーローの特徴は先ほど記載したように遠乗りするための便利機能が色々と搭載されている事です。
ロングツーリングには必須となるフューエルタンクがウインドスクリーンを脱着できれば気軽に取り外しできるのはやっぱり大きいです。
他にも特徴がありますが、やはり最低地上高が95mmという数値からもわかるように、車高がとっても低いことも特徴になっています。
他の大型バイクのモデルと比較しても車高の低さが浮き彫りであり、これが長所になる人もいれば短所になる人も出てきます。
女性におすすめの理由
XL1200Tスーパーロー女性におすすめする最大の理由やはり地上高です。
女性にとってバイクが乗りやすいかどうかというのは足つきがどの状態になっているのかがとっても大きいのですが、このXL1200Tスーパーローは車高がかなり低いので小柄な人や女性でも足つきがかなり良く停車時の不安定さがなくなってくれます。
街乗りではちょっと動いては止まるを繰り返すことになるので、足つきの良し悪しがとっても重要なのですがここまで大きなバイクでも小柄な方が乗って安定するような足つき性能を発揮するバイクは珍しいのでこれだけでもおすすめできてしまいますね。
大柄な男性の方は乗っていると窮屈に感じてしまうこともあるとのことですが、そんな方々がタイトすぎるポジションと思ってしまうところをジャストフィットするようなポジションと感じられるのは女性ならではの特権でもあると思います。
もしかして日本人向けモデル？
このようにこのバイクはどう考えても体格が良い方向けではなく小柄な方向けのバイクとなっています。
車高の高さなどの情報から日本人向けモデルと感じてしまいますが、実はこれはアジア戦略の一環で考えられたバイクでありハーレーダビッドソンがアジアに本格的に売りに出している証でもあります。
こういったモデルがあること自体が日本人にとって、特に女性ライダーにとってもうれしいことなのでこういったバイクがもっと増えてもらいたいですね。
